ドラガリロスト炎上・返還祭り「0.1178%事件」について
2018年12月4日
炎上・返還祭り「0.1178%事件」について、簡単に動画にまとめました。
今回の事件は簡単に言うと・・・
新ガチャ【響き渡る愛の調べ】の召喚情報の説明文において、
今までは
【10回連続で★5が召喚されなかった場合は、次回召喚時、★5の提供割合が0.5%上昇します。※★5ピックアップ提供割合と★5通常提供割合の上昇値は、それぞれ0.25%ずつです。】
しかし今回
【10回連続で★5が召喚されなかった場合は、次回召喚時、★5の提供割合が0.5%上昇します。※★5ピックアップ提供割合と★5通常提供割合の上昇値は、それぞれ0.1178%ずつです。】
となっていました、運営によるとこれは誤表記であったとのこと。
つまり
【実際に適用されてる確率UPより、低い数字が誤表記で説明欄に載っていた。】
ということです。
ならユーザー有利、運営不利な訳だから、別にいいんじゃない?
と思うかもしれません。
しかしこの結果・・・
【この0.1178%という数字は実際のガチャの確率ではないのか?】
という疑念が出てきました。
他の理由として
・0.1178%という数字はゲーム上、どこにも表記されていない、算出方法・出処不明の数字である。
・海外版にも同じ誤表記がされていたため、日本の担当者だけが間違っていた可能性は低い。
・運営側からも、なぜこのようなことが起こったのか、その理由については一切説明がない。
このことから
【今回の誤表記の数字は、ゲーム内の内部表記(ガチャの実際の確率)ではないか?】
という考えが広まり、炎上・返金が多数起こることになってしまったのです。
私個人の意見としては、誤表記についてはさして気にしておらず、この件について運営がどのような対応を取るのかが、気になるところではあります。
【12/4運営より今回の件の経緯が説明されました。】
■本件の経緯
レジェンド召喚「響き渡る愛の調べ」から、開発環境の「召喚情報-詳細」テキストを製品環境に自動で反映するシステムを採用しておりました。
上記システムは開発環境の「召喚情報-詳細」テキストを取りこみ、画像に割り振られた開発環境用のIDを製品環境用のIDに置き換えた後、ゲーム内に掲載しています。
レジェンド召喚「響き渡る愛の調べ」から、開発環境の「召喚情報-詳細」テキストを製品環境に自動で反映するシステムを採用しておりました。
上記システムは開発環境の「召喚情報-詳細」テキストを取りこみ、画像に割り振られた開発環境用のIDを製品環境用のIDに置き換えた後、ゲーム内に掲載しています。
今回は、開発環境用の画像IDが「25」だった画像を、製品環境用の画像ID「1178」に置き換える必要がありました。
この置き換えをする際、システムの不具合で、画像IDのみではなく、「召喚情報-詳細」の文字列全体に対して「25」⇒「1178」の置き換えが発生しておりました。
その結果、「0.25%」と記載されていた文字列が、「0.1178%」に置き換わり、「2.25%」と記載されていた文字列が「2.1178%」と置き換わりました。
なお、「召喚情報-詳細」テキストには、「25」以外にもさまざまな数字がございます。
例:10回召喚の「10」や、★4の「4」など。
「25」のみを置き換える処理だったため、文字列が置き換わるということが発生しておりませんでした。
また、召喚内の「提供割合」をタップすると表示される数値は、10回連続で★5が出現しなかった際に、上昇する提供割合を計算して自動的に表示する仕組みです。
そのため、「提供割合」をタップすると表示される数値は、正しく表示されています。
例:10回連続で★5が出現しなかった場合は、★5ピックアップの提供割合が2.25%と表示され、★5通常の提供割合も2.25%と表示されておりました。
実際の提供割合の上昇幅も0.25%ではなく、0.1178%のようになっていたのではないかとのご懸念もあるかと存じますが、本不具合は「召喚情報-詳細」の文字列のみで発生していた現象であり、実際の提供割合の上昇幅は0.25%となっていることを確認しております。